航空総軍

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第1航空軍(燕)

昭和17年6月新設．東京に司令部を置き本土防空作戦を指揮した．終戦で廃止．

第2航空軍(羽)

昭和13年5月満州新京にて関東軍の航空兵団を改編．司令部を新京に置き満州の航空作戦を担当．19年5月隷下の第2・第4飛行師団が転出．20年8月ソ連軍と交戦．終戦で廃止．

第3航空軍(司)

昭和17年7月編成完結．スマトラ，ビルマ南部，タイ，仏印方面の航空作戦を担当．終戦で廃止．

第4航空軍(真)

昭和18年7月ラバウルで新編．第8方面軍隷下で第6・7飛行師団を指揮しニューギニア航空戦．19年4月第2方面軍隷下．南方軍直属で多数の飛行団・飛行戦隊を指揮しフィリピン航空戦に従事．20年1月第14方面軍に編入．2月移動先の台湾で廃止．

第5航空軍

昭和19年2月，第3飛行師団司令部を第5航空軍司令部に改編．支那派遣軍の下，一号作戦の地上協力や揚子江上空船団および要地の防空に従事．20年5月航空総軍に編入され，6月以降朝鮮で本土決戦に備えた．終戦で廃止．

教導航空軍→第6航空軍

昭和19年8月，教導飛行師団を統括する航空軍として編成完結．同年12月改編．特攻を主戦法に九州を基地として沖縄航空戦に従事．終戦で廃止．