第4艦隊(三代)

略歴

昭和14年11月新編.南洋諸島を担当.17年7月第8艦隊の新編に伴い内南洋のみを担当.19年3月新編の中部太平洋方面艦隊に編入.隷下部隊は内南洋の各地で全滅,あるいは孤立した状態で終戦を迎えた.終戦で廃止.

部隊史・戦友会誌

凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

戦争体験記・回想録

上述の文献は除く.
凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

司令部

①『二年現役第五期 海軍主計科士官戦記』墨水会(1970)p260
②戦記
③杉本実(元第4艦隊司令部付)
④16年9月-18年5月.
①『海軍第十五期乙種飛行予科練習生の記録』乙飛十五期会(1987)p124
②「トラックよ、さらば」
③角沖静雄(第4艦隊司令部付飛行隊?)
④トラック夏島勤務.18年10月-九七大艇.トラック空襲など.空襲直後にサイパンの802空へ転勤.
⑤本文には第14航空艦隊司令部付とあるが,時期も場所も合わず,おそらく第4艦隊司令部付.

第4海軍軍需部

①『海ゆかば 主計科短現六期文集』(1987)p212
②往時茫々
③小林誠一(元第4海軍軍需部)
④19年7月-20年12月.トラック諸島における農耕.
①『滄溟 海軍経理学校補修学生第十期』(1983)p1095
②弁当を持った捕虜
③新谷幹生(元第4軍需部付)
④19年3月-終戦.
①「丸」565巻1993年5月号p235
②わが忘れざる戦争の運命と悲惨 海軍軍医の綴る太平洋海空戦従軍記
③伊坂正(元第4軍需部 軍医)
④18年11月-19年5月.

第4海軍経理部

①『海ゆかば 主計科短現六期文集』(1987)p370
②パラオで始まり、パラオで終わる
③鳩山威一郎(元第4海軍経理部部員)
④19年1月-7月.3月以降はパラオ支部.7月以降第103海軍経理部部員となるがパラオにとどまった.
①『思い出 海軍と人と 主計科短現七期文集』(1988)p166
②クェゼリン島のこと
③高島清(元第4経理部部員)
④パラオ・クェゼリン支部.

第4海軍建築部/施設部

①『五分前の青春 第九期海軍短期現役主計科士官の記録』(1979)p380
②ウェーキ島 味方機の誤認で玉砕覚悟
③久保修哉(元第4艦隊第4建築部)
④18年2月-10月.4月からウェーキ島に派遣され,10月の空襲時の捕虜虐殺などの記述.
①『波濤と流雲と青春と』五月会編(1980)p556
②誇り高き青春
③松平明兼(元第4建築部東京支部部員)
④16年9月-17年6月.軍夫の徴用や資材・器材調達など.
①『第一期海軍兵科予備学生の記』一期会(1976)p603
②私の海軍歴
③中村達也(元第4海軍施設部)
④18年7月-21年11月.トラック諸島楓島の飛行場設営,竹島の弾薬庫構築,戦後処理など.
①『第一期海軍兵科予備学生の記』一期会(1976)p598
②クサイ島戦記
③谷重幸(元第4海軍施設部)
④18年8月-終戦.飛行場設営(未完)や陣地構築など.
①『第一期海軍兵科予備学生の記』一期会(1976)p632
②ウェーキ島戦記 遥かなり魔の孤島
③松岡道夫(元第4海軍施設部ウェーキ島施設隊)
④18年7月-終戦.

第4海軍工作部

①『五分前の青春 第九期海軍短期現役主計科士官の記録』(1979)p1024
②サンゴ礁の島で
③山口裕子・長谷川智子(古賀正太氏の妹)
④第4工作部に属し19年2月6日クエゼリンで戦死した古賀正太氏について.

その他

写真資料

凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

文献資料

公文書や解説本.
凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.