第302海軍航空隊

略歴

昭和19年3月木更津で開隊.横須賀鎮守府所属.5月厚木に移動.関東防空の他,各地に派遣隊を出し防空作戦に従事.20年6月第71航空戦隊に編入.終戦で廃止.

概要

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沿革

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所属

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配属部隊

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使用基地

  • 木更津基地; 開隊した基地.19年3月-5月まで使用.
  • 厚木基地; 19年5月-終戦までの拠点.
  • 大村基地; 19年7月10日頃-9月5日頃,「月光」3機の大村派遣隊を置いた.
  • 八丈島基地; 19年11月4日-20年1月10日,「月光」3-4機の八丈島派遣隊を置いた.
  • 豊橋基地; 20年1月25日-3月1日,「月光」4機の豊橋派遣隊を置いた.
  • 笠ノ原基地; 20年4月8日-4月末,零戦7機の笠ノ原派遣隊を置いた.
  • 鹿屋基地; 20年4月23日-5月16日,「雷電」19機の鹿屋派遣隊を置いた.
  • 伊丹基地; 20年5月12日-21日,「月光」12機,「彗星」夜戦8機の伊丹派遣隊を置いた.

使用機種

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参加作戦

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部隊史・戦友会誌

凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

①『首都防衛三〇二空: 熱き血の人々がつどいて』光人社(2015)p182
③渡辺洋二
④事実上の部隊史.

戦争体験記・回想録

乗組員や便乗者の回想.ただし上述の文献は除く.
凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

隊員

①丸別冊 太平洋戦争証言シリーズ20『遥かなる戦場』(1992)p182
②東京防衛 厚木航空隊かく戦えり
③森岡寛(元302空搭乗員)
④302空開隊から終戦の日の空戦まで。
①丸エキストラ版vol.104『秘められた空戦記』(1985)p110
②地底要塞をゆるがせた決号作戦始末記
③市崎重徳(元302空)
④終戦直前の「大島沖敵輸送船3000隻」の誤報について
①丸エキストラ79 空戦秘録p88
②最後の制空隊未だ降伏せず
③長谷川昌昭(元302空搭乗員)
④厚木反乱事件について
①丸エキストラ版No.90『海軍航空隊戦史』(1983)p126
②わが雷電で綴った青春の遺書無残
③塚田浩(元302空)
④19年7月~終戦
①丸エキストラ版No.93『わが大空の決戦』(1984)p117
②あゝ無惨、われ滅びたり
③増田武久(元302空)
④戦後,長野刑務所内での獄中日記.
①丸エキストラ版No.85『陸海軍空戦秘録』(1982)録p94
②雷電戦闘機隊の怒れる精鋭たち
③市崎重徳(元302空)
④20年4月,鹿屋への進出~終戦まで
①丸エキストラ版No.87『航空決戦記』(1983)p193.
②忘れえぬジャジャ馬"雷電"との対話.
③赤松貞明(元302空).
①丸エキストラ戦史と旅33『陸海航空決戦秘録』(2002)p136
②厚木「雷電隊」対B-29迎撃戦始末
③伊藤進(元302空)
④19年7月-終戦
①丸エキストラ版vol.103『日本陸海空戦記』(1985)p140
②わが愛機の描きし飛行雲熱き日々
③岡本速雄(元302空)
④19年11月-20年2月.零夜戦隊.
①『沖縄特攻艦隊』今日の話題社p139
②敵数百機北進中
③森岡寛(元302空)
④19年11月-20年8月.
①『波濤と流雲と青春と』五月会編(1980)p332
②厚木終戦記
③坂田喬樹(元302空主計長)
④19年1月-終戦.
①丸エキストラ版No.106『太平洋戦話集』(1986)p50
②夜戦彗星必殺の斜銃戦法に極意をみた
③金沢久雄(元302空)
④19年9月-20年6月.
①「丸」407巻1980年6月号p152
②夜戦彩雲の巨弾が白鯨を切り裂くとき
③安田博(元302空)
④20年3月-8月初頭.
①「丸」407巻1980年6月号p155
②雲海の富士と愛機とわが生命
③福田太朗(元302空)
④斜銃装備の彩雲について.
①「丸」303巻1971年12月号p104
②書かれざる厚木航空隊滅亡の日
③寺村純郎(元302空)
④終戦前後.
①「丸」318巻1973年2月号p120
②忘れざるジャジャ馬"雷電"との対話
③赤松貞明(元302空)
④19年3月-終戦.
①『第一期海軍兵科予備学生の記』一期会(1976)p481
②厚木三〇二空のこと
③伊藤時雄(元302空通信長)
④19年12月-終戦.
①『海軍第十五期乙種飛行予科練習生の記録』乙飛十五期会(1987)p164
②カロリン群島慰霊の旅
③東実(元302空)
④20年5月-20年8月.「月光」
①「丸」489巻1987年4月号p248
②零戦とわたし
③植松七五三蔵(元302空)
④斜銃の軸線整合などについて.
①『乙十六期の戦闘記録』雄飛十六の会(1992)p473
②厚木三〇二空の最後
③三沢逸次(元302空彗星隊)
④20年4月-終戦.九〇機練で児玉飛行場へ飛び東京拘置所へ連行された.
①『海軍空戦秘録』光人社NF文庫(2021)p181
②鹿屋上空「雷電隊」の怒れる精鋭たち
③市崎重徳(元302空鹿屋派遣隊)
④20年4月-5月.
①『海軍空戦秘録』光人社NF文庫(2021)p196
②わが雷電で綴った青春の墓碑銘
③塚田浩(元302空雷電隊)
④19年7月-終戦.

その他

①『最後乃海軍士官-海軍経理学校生徒第三十五期の記録-』(1984)p218
②木更津アレコレ
③田中隆(元752空)
④4月1日に被弾墜落した302空坪井大尉の墜落現場へ駆けつけた。
①丸エキストラ版No.85『陸海軍空戦秘録』(1982)p187
②厚木から飛来した最後の戦闘機隊
③宇木素道(元飛行第98戦隊 戦隊長)
④終戦後の302空の飛来に関して

写真資料

凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

①「丸」523巻巻頭写真
②あゝ厚木海軍航空隊
④302空の写真17枚
①flickr
②Astugi Airdrome, Tokyo Japan (J2M & A6M in foreground)
④米陸軍航空隊のC-54パイロットが撮影した終戦後の302空所属の雷電や零戦.
①flickr
②Astugi Airdrome (Yokosuka K5Y 'Willow')
④米陸軍航空隊のC-54パイロットが撮影した終戦後の厚木飛行場.手前は2代目の築城空所属の九三中練.
①flickr
②Zeke (Mitsubishi A6M Zero)
④米陸軍航空隊のC-54パイロットが撮影した終戦後の302空所属の零戦.
①flickr
②Japanese Zero (Mitsubishi J2M Raiden 雷電, "Thunderbolt")
④米陸軍航空隊のC-54パイロットが撮影した終戦後の302空所属の雷電・彗星.遠方は月光や銀河.

文献資料

公文書や解説本.
凡例; ①文献名,②記事名,③著者名,④記事内容,⑤補足事項.

①『銀翼、南へ北へ―軍航空の多彩な舞台』光人社NF文庫(2013)p133
②「銀河」は夜空にあり-大型丙戦分隊VS B-29
③渡辺洋二
①『銀翼、南へ北へ―軍航空の多彩な舞台』光人社NF文庫(2013)p157
②緑十字機を追ったのか?-架空出動を確定するための証言集
③渡辺洋二
①『倒す空、傷つく空―撃墜をめざす味方機と敵機』光人社NF文庫(2016)p9
②最強の防空部隊・三〇二空-搭乗員はいかに戦死したか
③渡辺洋二
①『倒す空、傷つく空―撃墜をめざす味方機と敵機』光人社NF文庫(2016)p39
②伝説の赤松分隊士-だれもが認める比類なき腕まえ
③渡辺洋二
①『倒す空、傷つく空―撃墜をめざす味方機と敵機』光人社NF文庫(2016)p61
②零式小型水偵から「雷電」へ-正反対の飛行機を乗りこなして
③渡辺洋二
①『海鷲戦闘機 見敵必墜! 空のネイビー』光人社NF文庫(2018)p171
②わが愛機は零戦、「雷電」「紫電改」―どの機に乗っても確実撃墜
③渡辺洋二
④19年3月-12月まで302空「雷電」隊に所属した杉滝巧氏について.12月3日の空戦など.