火薬廠・燃料廠・衣糧廠・療品廠
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火薬廠
燃料廠
第1海軍燃料廠
昭和16年4月,海軍燃料廠の研究部門が独立.神奈川県大船.液体燃料油の研究実験を主任務とした.戦争末期にはロケット燃料や代替燃料の研究を行った.終戦で廃止.
第2海軍燃料廠
昭和16年2月,三重県四日市で操業開始.南方からの還送油の精製を行った.20年6月以降,幾度も空襲を受け壊滅した.終戦で廃止.
海軍燃料廠→第3海軍燃料廠
大正10年海軍煉炭製造所を改組して開庁.山口県徳山.海軍燃料戦備の中核をなした.昭和16年4月改称.20年5月10日の空襲で壊滅.終戦で廃止.
第4海軍燃料廠
昭和16年4月,海軍燃料廠採炭部が独立.石炭採掘・練炭製造を主任務とした.19年以降は製油や採油も試行したが,採油に至らなかった.終戦で廃止.
第5海軍燃料廠
昭和16年4月,海軍燃料廠平壌鉱業部が独立.無煙炭の採掘と練炭製造を行った.19年末から松根油生産を準備したが生産に至らなかった.終戦で廃止.
第6海軍燃料廠
昭和19年4月開庁.台湾の新竹・新高・高雄に製油所を設置し,航空燃料の生産を行った.終戦で廃止.
第101海軍燃料廠
昭和17年3月,バリクパパンの採油施設復旧に従事していた海軍の防衛班を基に編成.17年9月,本部をバリクパパンからサマリンダに移し,タラカンとセラムに支廠を開設.本土への燃料還送に従事した.終戦で廃止.
第102海軍燃料廠
昭和17年9月,バリクパパンでの製油に従事していた海軍の第101燃料廠第3作業隊を基に編成.引き続き同地での製油に従事.20年4月戦況の悪化により運転を停止.廠員は5月に新編の第2警備隊に編入された.